水分摂取療法 メニエール病

抗利尿ホルモンの分泌抑制がカギ

運動中の水分補給

 

メニエール病の治療方法に、水分摂取療法というものがあります。

 

これは北里大学医学部の長沼英明准教授が推奨している方法で、水を飲むだけで95%の人がメニエール病のめまいの症状から解放されたというから驚きです。

 

以前は、メニエール病の患者は水分摂取を抑えたほうが良いというのが通説でした。これはメニエール病では内耳に水がたまって内リンパ水腫を起こしているからです。

 

しかし、その後に抗利尿ホルモンの分泌が過剰になることが、内リンパ水腫の原因だということが研究によって明らかになりました。

 

この抗利尿ホルモンは、体内の水分が減少したときに排尿を抑える働きがあります。そしてストレスと脱水によって過剰に分泌されます。

 

そこで、水分を多く摂取することにより、抗利尿ホルモンの分泌を抑制しようというのが、水分摂取療法です。

 

水分摂取療法の進め方

男性は1日2〜2.5リットル、女性は1日1.5〜2リットルの量の水を、分散して飲むようにします。

 

お茶やコーヒー、塩分を混ぜたような液体ではなく、ただの水です。

 

午前中に多めに飲むようにし、就寝前2時間は飲まないようにします。

 

約3ヵ月続けると効果を実感しはじめるようです。

 

なお、この療法は心臓や腎臓の悪い人の場合は多量の水分摂取が負担となるので行なえません。また、心臓・腎臓が悪くない方も、念のために担当医と相談されてから行なってください。

 

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