枕を変えるとメニエール病は楽になる?

枕を高くするとめまいが無くなる理由

自分に合う枕でぐっすりと

 

メニエール病の症状の中でも、特にめまいについては枕を変えてみることで軽減するケースがあります。

 

正確に言うと、メニエール病と診断されている人の中には、実際には良性発作性頭位めまい症(BPPV)の人がかなりの数含まれていると考えられており、良性発作性頭位めまい症は枕を高くすることで改善しやすいのです。

 

良性発作性頭位めまい症は、内耳の剥がれた耳石が三半規管に入ってしまうことでめまいが生じるものです。

 

この耳石が欠けるのは、老化や衝撃が原因で起こり、それ自体は問題ではありません。

 

しかし、それが三半規管の中に入って、リンパ液の中で浮遊した状態になると、平衡感覚が誤作動を起こして、ひどいめまいに襲われることになります。

 

耳石のかけらは寝ころんだ体勢の時に三半規管に入りやすくなります。特に寝るときに低い枕だと、より三半規管に入りやすい角度になってしまいます。

 

それで、今よりも枕を高くすることで、角度がついて耳石が入りにくくなり、めまいも改善されるというわけです。

 

現在使っている枕が低いなら、一度高いものに変えるか、枕の下にバスタオルを敷くなどして高くしてみてください。目安としては、10〜15cmぐらいです。

 

低反発枕の場合は頭が沈み込んでしまい低い位置になります。硬めの枕の方が良いでしょう。

 

高めの枕で1週間ぐらい寝てみて、めまいが改善したという人はかなりの確率で良性発作性頭位めまい症の可能性があります。

 

良性発作性頭位めまい症ではなく、本当にメニエール病である場合は、耳石が原因ではありませんから、この方法では目立った改善効果は得られません。

 

それでも、メニエール病の発作が起きやすい要因として、ひとつに睡眠不足がありますから、よく眠れるような枕を選ぶことは大切です。

 

メニエール病の場合には、逆に低反発枕を使ってもめまいの原因とはなりませんから、よく眠れるなら低反発タイプでも良いでしょう。

 

いずれにしても、めまいで悩まされている時には、自分に合った枕を意識することが大切と言えそうです。

 

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