メニエール病の病院での検査と診断基準

=スポンサードサーチ =


メニエール病が疑われるならまずは耳鼻科へ

耳鼻科の医師

 

メニエール病の疑いをもった時に、
どの病院でどんな検査を受ける必要があるのか?
どんな診断基準で診断がなされるのか?

 

気になりますよね。

 

病院の検査や診断基準について事前に知っておくことで、不安も和らぎますし、医師に質問しやすくなります。

 

では、一つ一つ取り上げていきたいと思います。

 

メニエール病の専門医はどこ?

 

まず悩むのは、何科の病院を受診すればよいのかということではないでしょうか?

 

メニエール病であれば、耳の内耳の異常が原因となっていますから、基本的に最初に受診するのは耳鼻科ということになります。

 

しかし、メニエール病の症状であるめまいや耳鳴りが起きていたとしても、メニエール病以外の病気が原因となっていることも十分に考えられます。

 

ですから、めまいを生じさせている原因を検査するためには、脳神経外科、神経内科、内科などの受診も必要となります。

 

総合病院なら全て同じ病院で受けられる場合もあるでしょう。

 

また耳鼻咽喉科の中には、めまい外来を設置していたり、めまいを専門としている病院もあります。

 

そのようなところであれば、メニエール病の診断に必要となる「めまい」の検査もおこなってもらえることでしょう。

 

メニエール病の診断のために行わる検査は?

 

メニエール病の診断のためには、聴力や平衡感覚などを調べるために様々な検査が必要となります。

 

その代表的なものを取り上げてみましょう。

 

聴力検査

通常の健康診断で多くの人が経験したことのある検査です。装置から出る高音や低音を聞き、音が聞こえた時点でボタンを押すかたちで行われます。どの音域で音が聞こえているかを調べます。

 

立ち直り検査

目を閉じた状態で直立して、ふらつきがないかどうかを調べます。両足で立つ検査、片足だけで立つ検査、そして、足を前後に出し、踵とつま先をくっつけて行なうマン検査があります。

 

足踏み検査

足踏み検査は30秒間(あるいは50歩)足踏みして行います。目を開けた状態と閉じた状態の両方で足踏みします。もし内耳に異常があるなら、目を閉じているときにふらつきが見られ、もし脳に原因があるときは目を開けても閉じてもふらつきます。

 

重心検査

重心やふらつきを測る装置の上に30秒以上立ってふらつき度合いを計測します。

 

目振検査

めまいの検査として代表的なもので、目の前でペンなどを目で追い、目振の様子を観察します。隠れためまいの有無を調べるためにも必要な検査です。

 

グリセロール検査

グリセロールを点滴で体内に入れてから、聴力の変化を調べます。グリセロールには利尿作用があり、もしメニエール病の原因である内リンパ水腫があるなら、検査の前後で聴力が変ります。

 

フロセミド検査

利尿剤のフロセミドを投与し、その後に左右の耳に水を入れて三半規管を刺激してめまいを誘発する「前庭刺激検査」を行います。もし数値の改善が観察されたなら、内リンパ水腫が推定されます。

 

脳神経症状の有無の検査

メニエール病と症状が類似する脳神経症状の病気の有無を調べるためCTやMRTを使った画像診断が行われることがあります。

 

メニエール病の診断基準は?

 

では、どのような場合にメニエール病と診断されるのでしょうか?

 

これについては、厳密な診断基準が定められており、「難聴、耳鳴り、耳が詰まる感じなどの聴覚症状を伴うめまい発作を反復する場合」とされています。

 

また、内耳だけでなく脳や内臓も検査した上で、メニエール病に類似した症状の他の病気にかかっている可能性がない場合に、メニエール病の確定診断がなされます。

 

分かりやすくまとめると、以下の3つの条件を全て満たしたときにメニエール病と診断されます。

 

  1. 数十分から数時間の回転性めまい発作が起き、一度きりでなく反復している
  2. めまいに伴って耳鳴り・難聴・耳閉塞感などの症状がある。
  3. 諸検査によって他のめまい・耳鳴り・難聴を起こす病気の可能性が除外されている

 

これらの条件のうち、聴覚症状のみであったり、めまいのみをくり返すようなタイプは「メニエール病非定型例」と診断されることがあります。

 

そのような非定型例は、さらに『蝸牛型メニエール病』『前庭型メニエール病』『両側性メニエール病』と細かく分類され、どれも典型的なメニエール病に移行する可能性があります。

 

このように、メニエール病の診断にあたっては、反復があるか一定期間経過を観察する必要がありますし、似た症状の他の病気が存在していないかを検査で識別する必要があります。

 

メニエール病は即座に診断が出るような分かりやすい病気ではないのが特徴です。

 

7割のメニエール病患者に効いた注目成分とは?こちらへ

 

= スポンサードサーチ =